仮想通貨初心者に必要なもの
2018/04/28
前回の記事で、私の最初の取引は失敗に終わったことをお伝えしました。
失敗の原因は、知識と経験不足です。
泳げない人間が、一冊水泳の本を買って、読んだところで、泳げるようにはなりません。
仮想通貨も同様で、仮想通貨の本を少しぐらい読んで、表面的な知識を持ったところで、実際に売買をしてみなければ、何もわかりませんし、最初からうまく行く可能性の方が低いです。
仮想通貨初心者に必要なものは、知識と経験です。
皆さんは、ドラクエをやったことはありますか?
スライムを倒せないのに、いきなりボスキャラに戦いを挑んでも絶対勝てませんよね。
まずは、スライムを倒して、パワーアップして、徐々に強い相手に勝負を挑むのが、定石です。
ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨の売買をしたことがないドシロウトが、いきなり、訳の分からない草コインやICO(イニシャル・コイン・オファリング)に手を出してはいけません。
まずは、ビットコインやイーサリアムなどの主要な仮想通貨の知識を深めて、少額で売買をしながら、経験を積んでいくのが、仮想通貨初心者に必要なことです。
エターナルコインで学んだこと
前回の記事で、お伝えしたエターナルコインも、私に正しい知識と経験があれば、失敗しなかったはずです。
失敗したのは、エターナルコインが悪かったのではなくて、自分自身にあります。
エターナルコインが、4月に海外上場しようと考えていたのは、間違いありません。
それが、コインチェックのNEM流失事件をきっかけに、「みなし業者」に対する締め付けが厳しくなり、審査に通らなければ、日本国内での営業は認めない方針となったため、海外上場より、金融庁の審査に通ることを第一目標に切り替えたことをエターナルリンクの関係者より、聞きました。
エターナルコインは、日本発の仮想通貨ですが、フィリピン、香港、韓国にも取引所を持っており、中でもフィリピンの取引所「TOKENHUB(トークンハブ)」は、積極的にフィリピン国内で、営業をしており、今年中にはエターナルコインで、公共料金が払えるようになるようです。
エターナルコインの取引所は、以下の4つです。
日本取引所→エターナルライヴ(エターナルリンクが運営)→業務停止命令
フィリピン取引所→TOKENHUB
韓国取引所→Eternal Hong Kong
中国取引所→ETERNAL KOREA
つまり、4つある取引所で、日本取引所のエターナルライヴは、業務停止命令を受けて営業は出来ませんが、フィリピン取引所、韓国取引所、中国取引所は営業をしています。
但し、実質は、韓国取引所と中国取引所はほとんど活動しておらず、フィリピン取引所のTOKENHUBだけが、繁盛しているみたいです。
そして、日本におけるエターナルコインの関係図は以下の通りです。
エターナルリンク→エターナルコインの営業担当
アトムソリューションズ→エターナルコインの開発担当
エターナルリンクとアトムソリューションズの代表取締役社長2名は、雇われで、実質的な経営者は、Hさんと呼ばれる金融出身の方で、その方が、エターナルリンクとアトムソリューションズの株の大半をもっており、Hさんからのトップダウンで、エターナルリンクとアトムソリューションズは、動いているようです。
Hさんは、大変な資産家で、その資産は、エターナルコインを除いても、数百億と言われており、2億XEC発行されているエターナルコインの4分の3にあたる1億5千XECを保有しているようです。
上記のように日本におけるエターナルコインの最終価格は、1XEC110円なので、これで計算するとHさんは、エターナルコインだけでも165億円分を保有していることになります。
そして、ここからが、重要なのですが、金融庁から業務停止命令を受けた4月6日に、アトムソリューションズより、海外上場するという発表がありました。
一体どうなっているんだ?と思いましたが、実質的な経営者である、Hさんは金融庁の審査が通らない可能性が高いとみて、先手を打ったのでしょう。
日本の取引所エターナルライブは営業停止ですが、フィリピンの取引所TOKENHUBは、公共料金が払えるほど信頼があります。
マイナスファクターとプラスファクターが、がっぷり四つに組んでいる感じですが、Hさんは、海外上場の際は、100億は、用意が出来ると言っていたそうです。
自身が保有しているエターナルコインは、発行枚数の4分の3で、100億は用意できるのであれば、価格操作は、容易です。
Hさんの財力と政治力、保有しているエターナルコインの枚数を考えると、エターナルコインは、海外上場すれば、110円の2倍、3倍の価格が付いてもおかしくありません。
ネットでは、1000円いくかもという声も出ています。
1000円はさすがに厳しいと見ていますが、Hさんは、自身が保有してるエターナルコインを売るために必ず、価格を上げてくると見ています。
私は、仮想通貨の知識と経験がなかったばかりに、エターナルコインはほとんど売ってしまいましたが、仮想通貨の知識と経験がある方は、Hさんの財力と政治力、保有しているエターナルコインの枚数を考えて、エターナルコインは保有しているみたいです。
エターナルコインの上場後の価格がどうなるかはわかりませんが、逃した魚は予想以上に大きかったかも知れません。
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